夜に遠くの音をきく

日曜日, 8月 31st, 2014 at 11:10 AM

今夜も遠くで花火が打ちあがる音が聞こえています。
うちが郊外にあるせいでしょう、夏の週末の夜、近くにある土手にのぼると、多い時には合わせて5か所くらいで打ちあがる花火が同時に見えたこともありました。うちの市、近隣の市、遠くの野球場の花火……。
以前にその土手で開催されていた花火大会のことを思い出すのか、遠くで打ちあがって咲く花々を眺めていると、なんだかノスタルジックな気分になってしまいます。
遠くから聞こえる音といえば。これもやはり夜に聞こえる音のことです。
うちからいちばん近い駅までは3km以上離れているのですが、夜、遠くで電車が線路上を走るカタンカタンという音が聞こえることがたまにあるのです。
あれは本当に電車の音なのか、それとも似ている音が空間を超えて電車の音に聞こえるように変化して届いているのか、正解は定かではありません。
静かな夜、どこからか走ってくるその車輪の音に耳を傾けながら私は目をつぶり、ジョバンニの気分になって時空を抜ける電車に乗車します。
見えてくる風景は、改築前の母の田舎の家(すぐ裏に線路がありました)、そこを歩く幼少の私……。
あぁ、夜きく遠くの音って、どうしてこんなにノスタルジーに溢れているんでしょうね。

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